観光 ハルトリココトリ観察記春採・桜ケ岡・益浦周辺
公開:2026/07/30

スズメは減っている?~コトリ観察記こぼれ話

スズメの親(中央)と子ども(2026年7月25日、春採湖)

7月25日、春採湖ネイチャーセンター前の緑地帯で、スズメの親子を見つけた。今夏、ふ化したばかりとみられる子どものくちばしには、幼鳥の特徴である黄色が残り、頬の黒い斑点も薄い。あどけない。主体的に餌を探す様子はなく、ずっと餌を運ぶ親鳥待ち。きょろきょろするだけでほとんど動かなかった▼スズメが減っている―という話題を耳にするようになって久しい。日本自然保護協会が「年間3.6%減少、絶滅危惧種と同じ速さ」と警鐘を鳴らしており、日々の暮らしの中で、スズメを見なくなったと感じるのは的外れではないようだ▼ハルトリココトリ観察記では、スズメとカラス、ゴメ(カモメ類)を鳥果報告の数に入れていない。理由はスズメとカラスはヒトの生活圏に近いから、ゴメは瞬間的に判別することが難しいからである。ただ、スズメについて言えば、春採公園と住宅地の境界付近で観察できるが、園内の草地や湖畔、雑木林で出くわすことはまれ。厳冬期の餌台にも現れない▼スズメは現在、春採湖に生きる留鳥としては傍流。今後、勢力を拡大するのか。推移を追っていく。(編集部:山本雅之)

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