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公開:2026/07/28

今年は涼しかった!釧路湿原マラソン

第54回釧路湿原マラソン(釧路市など主催)が7月26日、釧路市民陸上競技場を発着とする特設コースで行われた。

「真夏のマラソン大会」を求める愛好家らが集結。30㌔、10㌔、3㌔の各コースに総勢2802人が出場し、それぞれのレースを楽しんだ。
当編集部員も参加し、30㌔コースを完走!
詳報をどうぞ。

釧路湿原道路を力走するランナー

釧路湿原マラソンは1973年から毎年7月の最終日曜日に行われている「真夏のスポーツイベント」。
日本列島が猛暑、酷暑と“沸騰”する時期に、冷涼な釧路で思う存分、健脚を飛ばせるとして人気を集めている。

ただ、近年は必ずしも涼しい環境での開催ではない。
コロナ禍明けの2022年、第50回大会の最高気温は33.5度の真夏日で、途中リタイアが続出。
前回2025年の第53回大会も26.5度の夏日となっており、暑さ対策も必須となっている。

今年は好条件、気温20度前後でスタート

今大会のレースコンディションは、前日25日の天気予報によると、気温20度前後。降雨の可能性も低く、風も微風との予報だった。暑さの心配はない。

ただ、日焼けを防ぐため、薄い生地の長袖と長ズボンで臨んだ。
午前8時までに受け付けを済ませてゼッケンを着用。お手洗いを済ませ、ウォームアップもほどほどにスタートラインに立ち、同9時の号砲を待った。

午前9時、30㌔コースの号砲

30㌔コースは、釧路市民陸上競技場横をスタートし、美原、文苑両地区の住宅街から釧路湿原に入る。釧路湿原道路を走り、約15㌔地点で折り返す。再び住宅街を経て、同陸上競技場にゴールする。

景色が単調で起伏が少ない往復コースは、1時間30分台から2時間前半で駆け抜けるトップランナーにとっては大歓迎。一方、2時間後半から3時間以上を費やす市民ランナーにとっては、長時間同じことを続けて「飽きる」ことも完走の妨げとなる。

給水ボランティアの高校生がハイタッチで激励

3時間切りを狙うも、後半に失速

最高気温20.7度の好条件。「30㌔、3時間切り」を狙い、入り10㌔を1㌔5分台前半のラップタイムで突っ込んだ。
しかし、折り返し後からペースダウン。最終的には6分台後半まで失速。
正午の時報を同陸上競技場手前で耳にし、万事休す。天を仰いだ。
それでも、場内のトラックはウイニングランよろしく、腕を振り、ももを上げた。
タイムは3時間6分32秒でゴール。

FMくしろのアナウンスを背に受けて、釧路市民陸上競技場にゴール

自己ベストを更新した前回、第53回大会より17分も遅い結果は正直、悔しい。それでも走り込み不足を認め、たどってきた道のりに頭を下げ、再起を誓った。

半世紀を超える釧路の夏の大会

半世紀を超える歴史を刻み、ひがし北海道を代表する大会として定着した釧路湿原マラソン。
常連ゲストランナーの川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損害保険所属)をはじめ、実業団の有力選手の韋駄天ぶりを目の当たりにできる機会にもなっている。

花王陸上競技部をはじめ、実業団も参戦

30㌔コースの参加費6500円(税込)はお手頃。釧路駅と同陸上競技場を結ぶ無料シャトルバスが運行し、ウインドヒルくしろスーパーアリーナが荷物預かり場所となっていることも、観光も兼ねて参加する愛好家にありがたい。

荷物預かり所のウインドヒルくしろスーパーアリーナ。天候を気にせず、ストレッチもできる

景品の当選率が2%しかないのが玉にきずだが、制限時間は4時間。公道をゆったりと走れる喜びは何物にも代えがたい。

スターターを務めた後、自らもランナーとなって完走した鶴間秀典市長は、開会式で「釧路をランニングの聖地に」とあいさつした。

来年はぞろめの第55回大会。「GO!GO!」と勢いづくことを願ってやまない。
(編集部:山本雅之)

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