公開:2026/07/16 更新:2026/08/03

鉄オタの世界⑧「乗り鉄」

今回は乗り鉄をご紹介します。

乗り鉄もいろいろなタイプがあります。
私も乗り鉄の一人ですが、新幹線よりは特急、特急よりは普通列車がよい人間です。

普通列車のよいところとは。
特急列車のような高速で突っ走るのではなく、適度な速さで運転しますので。車窓を楽しめます。それから、各駅に停車してドアが開くと、その土地の空気が入り込んで、下車しなくてもそのマチを訪ねたような満足感に浸れます。

また普通列車は、どちらかというと地元のみなさんが乗ってくることが多く、会話を聞いていても面白いです。その土地の方言を聞くだけで旅情を味わえます。

乗り鉄のみなさんの中には全国のJR、私鉄、公営の路面電車などを完乗する〝乗り潰し〟をめざす人たちもいます。
乗り潰しにも、こだわりがあります。一般的な列車、つまり鉄製のレールの上を鉄製の車輪が走るタイプに限る人。札幌市営地下鉄のようなゴムタイヤで走行する列車も含む人。もっと幅を広げてモノレールやロープウェイなどにも挑む人たちもいます。

乗り潰しは楽しいのですが、心が折れそうになったことがあります。
好きな列車に乗っているのだから、そんなことはないと思いましたが、それは東京都内の地下鉄の乗り潰しを何回かに分けて行った時でした。

地下鉄なので、一部を除いて外の景色はトンネルばかり。終点についても、すぐに折り返すだけ。これを何回か繰り返していると「いったい自分は何をしているのだろうか」と自嘲気味になりました。
でも予定通りの行程を無事こなすと満足感でいっぱいになり「次は●●鉄道を乗り潰す!」と気力が戻ります。

乗り鉄の特徴として、窓のブラインドをよっぽどのことがないとすべて閉めません。
例えば、釧路から特急おおぞらに乗って札幌方面へ向かうと、走行区間にもよりますが、日中はたいてい進行方向に向かって左側に太陽があります。
釧路駅を出発すると、天気が良いときは、すぐに左側の席に座っている人たちはブラインドを下ろします。こちらは外を眺めていたいので、まぶしい時でも半分くらいは必ず開けて、その隙間から外を眺めています。

滋賀県内を走る信楽高原鐵道の終着、信楽駅では信楽焼のタヌキがお出迎え

日本全国いろいろな列車が走っていて、その地域で特色があります。
本州や四国、九州の列車に乗ると、やはり風景が違うように感じます。
北海道でしたら、特に東部や北部では、民家のない所を列車が進むことは珍しくありませんが、道外では線路の沿線に建物が連なっていることが多く、それはそれでおもしろいです。

列車の旅をしていて、乗り継ぎ時間が適度にあることがあります。
その際には、駅の周辺を散策するのが楽しみですし、その土地ならではの食事ができ酒が飲めれば、もう最高ですね。
ぜひみなさんも列車の旅を楽しんでください。

まだまだ鉄オタの種類はありますが、いったん終了し、次回からは別な企画にします。(鉄道大好きおじさん)

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