その他 蔵の記憶
公開:2026/03/16 更新:2026/04/28

伝えたい「蔵」の記憶(465)昭和46年港まつり

2012年から釧路新聞・文化欄で連載された木村浩章さんの「伝えたい「蔵」の記憶」を全回数分デジタル掲載します。屋号などの特殊文字については仮名表記に修正。見出し、本文、写真につきましては掲載当時のままとさせていただきます。

2024.1.15

 昭和46年の釧路港は、貨物取扱量が急増し、釧路港の新しい時代を拓く西港建設が着々と進み、副港の中心施設である5棟目の魚揚が完成します。加えて3年連続水揚げ日本一に挑戦する漁業が躍進釧路を支えていました。

 昭和46年8月4日から8日にかけて活気あふれる釧路港のお祭り第24回「くしろ港まつり」が開催されます。港まつりは、同23年、釧路港開港50周年を記念して開催された「釧路港開港50年港まつり」を第1回目とした、港町釧路を代表するイベントで、毎年8月第1週の金、土、日の3日間開催されます。

第24回くしろ港まつり

 写真は、昭和46年8月に開催された第24回くしろ港まつりの北大通3、4丁目東側商店街の賑いの様子です。路上の大きな七夕飾り、全店がお中元売り出しの商店、路に溢れる人、人─熱気溢れる光景です。同46年8月8日の釧路新聞は、「釧路港まつりムード最高潮」「沿道に5万の人」「沿道には鈴なりの人出」と、第24回くしろ港まつりの活気溢れる様子を報道しています。

 港まつりのハイライトの市民パレードは、会場となる北大通を車両通行止めにし、色とりどりのゆかた姿の一般市民、町内会、魚河岸会などの水産関係者、港湾関係者等2000人が北大通に合流し、「新港まつり音頭」「魚河岸音頭」に合わせての踊りを披露します。踊る人の熱気と沿道を埋め尽くす人、人で港まつりは最高潮に達します。

 昭和46年の港まつりは、都市改造事業の進展による北大通の拡幅工事が完了したことにより、例年になく華やかに飾り付けされ、活況を呈する釧路港の記憶を伝えます。

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