伝えたい「蔵」の記憶(426)そうご開店
2012年から釧路新聞・文化欄で連載された木村浩章さんの「伝えたい「蔵」の記憶」を全回数分デジタル掲載します。屋号などの特殊文字については仮名表記に修正。見出し、本文、写真につきましては掲載当時のままとさせていただきます。
2022.8.22
昭和40年頃の末広町は釧路劇場、東宝劇場、映劇などの映画館を取り囲む繁華街でしたが、それから数年後にはオリエンタルデパート開店と丸三鶴屋の新館完成によりショッピングを楽しむ繁華街に変貌し、消費者の買い物動向もオシャレ志向が高まってきます。

写真は、昭和45年10月23日の釧路新聞に掲載された「おしゃれのショッピングパークそうご」の広告です。オシャレを強調して末広町2丁目オープンしました。そうごが建設された同40年頃の末広町2丁目は、喫茶店のセコンドとクラブ静、セビアンなどの小さな飲食店が密集していました。しかし、そうごの開店により末広町の街並みは変貌し、ショッピングを楽しむ女性に刺激を与える街並みになります。
おしゃれのショツピングパークそうごは、軽食喫茶のアンリーズ、美容室うちや、そば処八松庵が並ぶ地下1階スイート&ビユーティーフロアや靴下、婦人用品小物の1階ファンシーフロアほか、2階メンズ&ファツションフロア、婦人服の3階エレガントフロア、伝統美の呉服と子供服の4階チャイルドフロア、若いレディーのオシャレがいっぱいの5階レディスフロアの構成。新鮮なオシャレがあふれる楽しいショツピングパークを宣伝しています。
そうごの開店は、地元の老舗丸三鶴屋、丸ト北村、釧路デパートを中心とした北大通、末広町の商店街に斬新な刺激を与えます。女性には新鮮なショツピングの楽しさを提案し、釧路の小売業界の発展の可能性に挑戦する外来商業資本の記憶を伝えています。




