在宅療養支援 ふたば診療所

寿命を延ばす訪問型の地域医療
ふたば診療所は釧路市街地の訪問診療を中心に、24時間サービスを展開しています。
診療内容は2009年の設立当初から変わらず、在宅緩和ケアや看取りなどの終末期医療。完治が困難だとされる慢性的なハンデを抱える患者であっても、少しでも自宅で過ごしやすくなるような提案を医療に限らず行っています。
質の高い在宅医療は健康寿命を延ばす、として水虫から訪問診療する身近な町医者活動を行っています。
同診療所の谷藤公紀院長は1994年に釧路へ赴任以来、谷藤病院において消化器、外科、内科を担当してきました。2001年からは訪問診療をスタートし「在宅での緩和ケアには介護と医療のスペシャリストが日常に加わって患者やその家族を支援しなければならない」との想いで現在の医療スタイルを決めました。

訪問診療を中心として、ふわり訪問看護ステーション、定期巡回・随時対応いつでもふわり、通所介護日帰りふわり、サービス付高齢者向け住宅ホスピス・ケアふわり、ふわり居宅介護支援事業所を展開しています。
24年5月からは無料の「困りごと相談外来」をスタート。これは平日の午前9時~午後5時までであれば、どんな相談もできる外来。高齢者特有の心と体の悩みから、生活をする上での金銭的な悩み、通院している病院の集約など、多様な困りごとを相談できます。
医療処置が必要となった場合は通常の病院診療と同じ。「緩和ケアはこれ以上治療できないと宣言された際に痛みを取る医療とされているが、身体的苦痛、精神的辛さ、金銭的な悩みまで含めた困りごと全てを対象として、穏やかな生活を目指すことが本質。緩和ケアに延命効果があることは腫瘍内科医のジェニファー・テメルによって実証されており、当院は医師、看護師、介護士、ケアマネ、事務員、それぞれが経験と智恵で患者と家族のサポートに当たる。がんに限らず、重度の認知症、透析を選ばなかった腎不全、複数の持病を持つなど、多様な困りごとに対して本来の緩和ケアを行いたい」と谷藤院長は話しています。
連携の輪を広げ、地域で支える在宅医療
ScientificReports誌の24年3月30日号で、高齢者は持ち家居住者が最も死亡リスクが低いという研究結果が発表されました。
これは古賀千絵氏(東京大学先端科学技術研究センター)をはじめとした研究チームが、9市町村の4万4007人の高齢者を10年から約9年間追跡した結果。
谷藤院長はこの研究結果を踏まえ、改めて暮らしの安定と健康寿命の関係について明言します。「これまで暮らした自宅での緩和ケアが患者と家族の生活の質を高めることができると考える。当院では昨年度在宅緩和ケアを行った患者の98%が最後を自宅で迎えた。高齢化が進む地方医療には今後ますます暮らしに寄り添う医療が必要であり、病院の送り迎えも必要ない在宅医療の活用が家族の負担を減らすことにもつながる」。
ふたば診療所では昨年は透析医と連携して腎不全の患者を看取りました。緩和ケアは入院中でも受けられるが、在宅でも外来通院や訪問診療、訪問看護、訪問介護、通所介護など医療保険と介護保険のサービスを組み合わせて行えます。専門医による原因疾患の治療と並行して受けることも可能です。
これからの在宅医療は外来通院からの切り替えではなく、総合病院や開業医など地域医療との協働が求められる時代。ふたば診療所が地域医療と地域の介護事業者と協働して在宅医療の輪を広げていくことでしょう。
院長 谷藤 公紀
東京医科大学卒。医学博士。東京医科大学外科第三講座にて消化器がんの治療、研究に従事した。1994年来釧し谷藤病院に勤務。消化器、外科、内科を担当。障がい者病棟、療養病棟、介護施設を開設し、障がい者や高齢者の治療を担当。2001年から訪問診療をはじめ、在宅医療に着手。在宅医療に専念するため、09年5月にふたば診療所を開設。
- 住所
- 釧路市入江町9-14Google MAPで見る
- 電話番号(代表)
- 0154-23-3001
- 相談専用
- 0154-31-1818
- 診療科目
- 高齢者内科・緩和ケア内科
- 初診受付
- 月~金曜09:00-17:30
電話またはFAXでお申し込みください
FAX0154-64-6611




