ひたすらボーッと眺めていたい!180度海が見える隠れ家カフェ「和CAFE海あかり」
益浦の住宅街に佇む、海の見えるカフェ「和CAFE海あかり」。
釧路でも指折りの「絶景が楽しめるカフェ」として、口コミでも評判のお店です。
たまには海を眺めて荒み切った心を整えねば…(えっ)さっそく車を走らせて行ってまいりました。
お店があるのは、益浦の海沿いにある静かな住宅街。初めて訪れる方は、間違いなくカーナビかスマホの地図アプリが必須です。(方向音痴かつ地図の読めない筆者は、ナビ設定しても毎回不安になりながら向かうんですけどね…)
車を走らせること10分。
鉄北側から幣舞橋を越えて、千代ノ浦に差し掛かった辺りから途端に視界が真っ白に…
こっち側(鉄北)は晴れているのに、あっち側(橋南)へ行くと曇っているのは釧路あるあるですね。油断するとすぐに天然のスモークを焚いてきます。
無事にたどり着きました

視界が悪くて不安になりつつもナビの指示通り進むと、「海あかり」の駐車場の看板が…!無事にたどり着けました。


お店のドアを開け、玄関で靴を脱いでお邪魔するスタイル。
自然に「おじゃましま〜す」と口から出ます。まるで知り合いのお宅に遊びに来たかのような感覚。

靴を脱いでリビングへ足を踏み入れると、開放感あふれる素敵な空間が広がっていました!


ゆったり座れるソファ席にテーブル席、隣の部屋にはお座敷スタイルの席。そして大きな窓から外を眺められるカウンター席もあります。

なんと各テーブルに双眼鏡が設置!「覗いてごらん」と言わんばかりに。これは絶対に手が伸びてしまいます。
「どれどれ、遠くの船とか鳥が見えるかな」とワクワクしながら窓の外を覗き込むも…
真っ白。何も見えん。
見事なまでの濃霧で海どころか数メートル先すらあやしい状態でした。実に釧路らしい。
普段は双眼鏡を使えば、遠くを泳ぐ海鳥や、波間に揺れる船までくっきり見えるそうです。
でも窓のすぐ近くまで小鳥たちがあいさつにも来てくれました!(でもシャッターチャンス逃した)
どこまでも広がる青い海、180度ぐるりと見渡せるパノラマロケーション。これは晴天の日にリベンジしなければ…!(追記をお待ちください)
軽食メニューはホットサンドとキーマカレー
釧路らしい濃霧と窓際のチッチちゃんを堪能したところで、お楽しみのメニュー表をチェック。





現在はオーナーが体調を崩されたこともあり、メニューの種類を少し絞って営業しています。
お食事メニューは、ホットサンド、トースト、そして具材がごろごろ入ったキーマカレー。
デザートはケーキセットにあんみつ、アイスクリームなどがそろっています。「和CAFE」ですが洋風のデザートもありますよ。
定番のコーヒーからアーモンドオレ、ポットで提供される紅茶、レトロで嬉しいメロンフロートまで、心が和むラインナップ。
今回注文したのはこちら。



和カフェなのに洋風ばかりかーい(と、メニューが届いてから気づいた)
まずは温かいうちに「ホットサンド」からいただきます。
ハムとチーズのホットサンドなんて、間違いのない定番中の定番ですよね。ところが具材の中に隠し味として(?)シャキシャキのキャベツが入っていて、美味しさをさらに引き立てています。
アイスクリームはあっさりしたミルク系ではなく、濃い黄色をした濃厚なバニラ系アイス!そこにチョコソースがたっぷりかかっています。もろ私好みの味…ありがとうございます!
そして爽やかなメロンフロートをゴクリ。海の見えるお部屋で飲むメロンフロート、最高の極みですな。
ときどき、未知の生き物も現れます!?
海あかりはオープンしてからちょうど10年を迎えたそうです。
「この海の見える素晴らしい景色の中で、ゆったりとくつろいでもらいたい」という思いから、ご自宅をカフェに改装されたのだとか。
最大の魅力はなんと言っても、季節や時間帯によって見せる表情がまったく違うこと。特に冬の夕日の美しさは格別で、水平線に沈む夕陽が海面をオレンジ色に染め上げる瞬間は言葉を失うほどだとか…!
ちなみに海あかりの横の空き地は、2015年に公開された桜木紫乃さん原作映画「起終点駅ターミナル」のロケ地として撮影が行われた場所なんですよ。
(オーナー様から写真をお借りしました)



お店の周りにやってくるのは人間だけではありません。小鳥やキツネ、シカなども遊びに来ます。
キツネやシカは釧路では珍しくない光景かもしれませんが、
オーナーいわく「見たこともない虫も、なぜか海辺に遊びにくるのよね。変わった色のクモとか、カラフルな毛虫とか…」
変わった色のクモ。カラフルな毛虫。
急にサバイバル感が出てきました。自然豊かな場所だからこそ、昆虫界の珍客も絶景を求めて集まってくるのかもしれません(!?)
今では地元の常連さんはもちろんのこと、道外からの観光客、さらにはシンガポールなど海外からのお客さんも増えているそうです。国境を越えて「あのカフェいいよ!」と口コミが広がっているなんてすごいですね。


友達同士でおしゃべりを楽しむのもいいですが、「おひとりさま」で訪れるのにも最高の場所。
誰にも邪魔されず、一人でボーッと窓の外の海を眺める時間…これこそが、大人の一番贅沢な時間の使い道かもしれません。
毎日仕事に家事に育児に介護にスマホに動画にゲームに…追われるものに溢れている現代人。
「心が凝り固まっているな…」と感じているそこのあなた、一度すべてを投げ出して…もとい、スマホを置いて、海あかりへ車を走らせてみませんか?
窓の向こうに広がるどこまでも静かな海と小鳥たちが、疲れた心を癒してくれますよ。 (ライター:エリ子)
※メニューと価格は2026年7月現在のものとなります
和CAFE海あかりの基本情報はこちらから!




