4世代で集えるバリアフリーカフェ「きっさこイペ」で、おいしく栄養満点ランチはいかが
子育て中のお母さん、毎日のお仕事や家事、本当にお疲れさまです。今日のご飯は何にしよう…と冷蔵庫の前でフリーズしている方も多いのではないでしょうか(それは私)。毎日まじめに栄養バランスを考えて料理を作るなんて、なかなかの重労働ですよね。
そんな毎日のご飯作りにちょっとお疲れのお母さんに、ぜひ知っていただきたいのが、コーチャンフォー釧路文化ホール(釧路市民文化会館)の2階にある「きっさこイペ」です。
子育て中のお母さんに優しいお店としてSNSや口コミでも評判なので、「名前は知っている」「よく行きます」という方も多いかもしれません。今回は、個人的にずっと気になっていた「きっさこイペ」で念願のランチをいただきました!
誰にでも優しいバリアフリー店内
コーチャンフォー釧路文化ホールの駐車場から外階段を上って、まっすぐ進むと右奥に2階への階段があります。そこを上って左側へ進むと「きっさこイペ」の入り口が。
扉を開けて店内に入ると…想像以上に広い!

車いすやベビーカーに乗ったままでも、周りを気にせずゆったりと座れるテーブル席が10席ほどあり、小さな子ども連れの方はもちろん、足腰の弱いお年寄りの方でも安心して利用できます。
カウンター席には電源とWiFiが完備されていて、ちょっとした仕事や勉強の場として利用するのもOK。グループ会議や学習会などで利用するケースも多いそう。
また、キッズスペースや授乳ができる個室もあるので子連れでも安心です。
店名の「きっさこ」は禅語で「どうぞお茶でも飲んで」、「イペ」はアイヌ語で食事の意味で、ゆっくりと食事を楽しみながらくつろいで、というおもてなしの気持ちが込められているそうです。


栄養士さんが作るバランス満点メニュー
メニューは日替わり定食(ドリンク付き)をはじめ、キンパとヤンニョムチキンがセットになった「韓国セット」、阿寒ポークまたは鹿肉から選べるカレー、そしてお子様ランチなど、栄養士のオーナーが腕を振るうこだわりメニューがそろっています。ついファストフードを利用しがちな「子連れランチ」の選択肢としても、100点満点のお店です!

アレルギーにも柔軟に対応してくれるので、食物アレルギーを持つお子さんでも安心。ビーガンランチのテイクアウトもありますよ。健康志向の方から、食事に制限がある方まで、すべての人を包み込んでくれるようなメニュー展開…ありがたい限りです。
オリジナル薬膳茶でほっとひといき
今回は「日替わり定食(ドリンク付き)」を注文!
セットのドリンクを何にしようか迷っていると、「おすすめは、こちらの薬膳茶『イペのお茶』です。中標津にある『ひといき』さんというお店が、イペのために特別にブレンドしてくれている、オリジナルの和漢茶なんですよ」と薦めてくれました。はい、それでお願いします!
運ばれてきたお茶は、透き通った淡いグリーンが目にも鮮やかで、見るからに爽やか。でも味は漢方薬みたいなのかな…?恐る恐るひと口いただいてみると、とてもすっきりとしていてクセがなく、ゴクゴクいけてしまう美味しさでした。

この「イペのお茶」は季節によってブレンドの内容が変わり、この時は「春」バージョン。自律神経のゆらぎにやさしく働きかけてくれるとされる「黒文字(クロモジ)」と「あまちゃ」をブレンドしたものだそうです。
ちなみに店内でも販売されていて、パッケージのラベルに書かれている「イペ茶」という可愛らしい文字やイラストは、お店の常連の子どもたちが一生懸命書いたものなのだとか。そんなエピソードを聞くだけで、さらに心がぽかぽかと温まります。
体が喜ぶやさしい味わいがずらり
お茶を楽しみながら待っていると、「日替わり定食」がやってきました。野菜をふんだんに使った小鉢がたくさん付いた、完璧すぎる栄養バランスを見よ…!

この日のメインは「チーズと野菜のチキンカツ」。そこに「カブと水菜のサラダ」「ひじきの煮物」「つくだ煮」「キャロットラペ」などなど、小鉢がこれでもかと並んでいます。
ご飯と味噌汁もついて、ボリュームも文句なし。いやぁ、自分じゃ絶対こんなに多くの品数は作れません。というか、作る気力がありません。
さっそくチキンカツからいただきます。サクッとした衣の中から、とろ~り溶け出すチーズとジューシーなお肉、そしてお野菜の旨味が口いっぱいに広がります。これはおいしい!他の小鉢たちも、どれも体にやさしい素材の味がしっかり生きています。
実は私、にんじんがあまり得意ではないのですが…このキャロットラペは味付けが実に素晴らしく、ペロリとおいしく頂けました。野菜が苦手なわが子を連れてきたい!(そしてレシピも知りたい)
食育ワークショップやキャンプなど多彩なイベントも
「きっさこイペ」は2022年5月にオープンしましたが、実はその前からキッチンカー「イペ」を開業していました。釧路近郊のさまざまなイベント会場で、かわいいキッチンカーを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
他にもさまざまなイベントを開催しています。
月1回の「イペチャレ」という食育ワークショップでは、クイズを交えて楽しく食べ物のことを学んだり、実際に子どもたちが料理を体験したりと、五感を使って「食」に触れ合える素晴らしい企画。わが子にもぜひ体験させたい内容です。
他にも子ども食堂「みんなの食堂」や、気軽に集まって交流できる「おしゃべりブランチ」、コラボ企画やキャンプなどなど…!本当に多彩な催しを企画・開催されているんです。

そこにはオーナーである加藤さんの、熱く、そしてどこまでも優しい想いがありました。
加藤さんは大学時代に栄養士の資格を取得。「病気にならないための心と体づくりをサポートしたい」という思いから、これまでスポーツジムや整体院、保育園などさまざまな現場で経験を積んできました。その中で気づいたのが、「子どもの食育は大切だけど、まずは子育てをしているお母さんが元気に過ごせることが一番大事なんじゃないか」ということ。
でも多くのお母さんたちが、仕事や子育てにヘトヘトで自分の健康や心のサポートを十分に受けられていないという現状に直面したのだそうです。「頑張っているお母さんたちを支えたい」そのまっすぐな想いこそが、イペのすべての活動の原点であり、エネルギーの源だったのですね。
ちなみに加藤さんは栄養士の他に保育士と防災士も保有しており、防災関連のイベントにも力を入れています。
目指すは「4世代が集える場所」!
「子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、4世代が自然と集まれるようなカフェにしたいんです。地域の温かい居場所ですね。そしてゆくゆくは、放課後の子どもたちが、まるで児童館のように『ちょっとイペに集まろうぜ!』って友達同士で気軽に足を運べるような『児童館カフェ』みたいな場所も目指していきたくて」。
素敵な笑顔で語るオーナーの加藤さんの、その嘘偽りのない情熱に、心から応援させていただきたい!と思いました。
各種イベントの開催日時や詳しい内容は、公式インスタグラムで随時配信されています(インスタライブもありますよ)。
素晴らしいコンセプトと栄養満点メニュー。気づいたら応援団になっちゃう、そんな素敵なお店でした!(エリ子)
きっさこイペの基本情報はこちらから!




