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公開:2026/07/10 更新:2026/07/27

無料で楽しめる穴場スポット!「マリン・トポスくしろ」で釧路の海と漁業を学ぼう

開館は7月から10月までの期間限定、これからの時期にぜひ

釧路市水産センター3階にある「マリン・トポスくしろ」。

個人的には、釧路でも屈指の穴場スポットだと思っていますが、皆さんは行ったことがありますか?

オープンは1986年(昭和61年)5月22日。当時の様子は釧路新聞にも掲載されていました。

左側の記事「水産物の一大流通拠点に」

国道から少し中へ入った場所にあり、「こんなところに展示施設があるの?」と思うほど奥まった場所にあります。

海のすぐそばで、浜の香りが漂い、カモメ(ごめ)やカラスの鳴き声が聞こえてくる、港町・釧路らしい雰囲気。あちこちには海鳥の白いフンもあるので、歩く際は少し注意してください。

駐車場は建物の目の前にあります。

建物に入り、エレベーターで3階へ。

扉が開くと、そこは少し薄暗く静かな空間。無人受付で名前を記入し、見学スタートです。

何度か訪れていますが、不思議なくらいいつも貸し切り状態。でも実は、この施設が意外と面白いんです。

どこか懐かしい空気が流れる展示室

館内には、釧路の漁業の歴史や港の歩みを紹介する展示がずらり。

1階の食堂から漂ってくる魚を焼く香ばしい匂いと、展示室の雰囲気が妙にマッチしていて、港町ならではの空間を演出しています。

サブちゃんの「まつり」、鳥羽一郎の「兄弟船」のBGMが合いそう

館内はとても静かなので、「演歌でも流れていたらもっと雰囲気が出そう」と思ってしまうほど(笑)。そんな少しレトロな空気も、この施設ならではです。

映像コーナーのテレビは、今では珍しいブラウン管テレビ。上映されている映像もどこか懐かしく、昭和時代の釧路の漁業を知る貴重な資料として楽しめます。

「マリン・トポス」の名前の由来

「トポス(Topos)」とは、古代ギリシャ語で「場」「場所」を意味する言葉です。

釧路の水産業を知り、未来を語り合う「場」として、「マリン・トポスくしろ」と名付けられました。

館内ではテーマごとに展示が分かれており、模型やジオラマ、映像、体験コーナーなどを通して、子どもから大人まで楽しみながら学ぶことができます。

見どころは意外とたくさん!

屋号好きなんだよな~

特に印象に残ったのが、船主や漁業会社の屋号が描かれた木札です。

網元の目印として船や魚箱などに使われていたもので、今でいう企業のロゴマークのような存在。それぞれに歴史や意味があり、思わず見入ってしまいました。

ほかにも、

  • 🔹釧路港のジオラマ
  • 🔹漁船の模擬操舵体験
  • 🔹モールス信号体験
  • 🔹漁具や模型の展示
  • 🔹鯨と釧路の歴史紹介
  • 🔹実寸大のクジラパネルのフォトスポット

など、大人でも十分楽しめる展示が並びます。

見学のあとは5階展望室へ!

3階を見学したら、ぜひ5階の展望室まで足を運んでみてください。

目の前には青い海、行き交う船、西港のタンク群、港湾施設、市街地の景色が広がります。

まさに「ザ・釧路」と呼びたくなる景色です。

しかも、設置されている望遠鏡は無料。

港をゆっくり眺めながら過ごす時間は、とても贅沢です。天気の良い日は、ちょっとしたデートスポット♡として訪れるのもおすすめです。

屋外にも立ち寄ってみよう

建物の外へ出ると、銅像やベンチがあり、港の景色を眺めながらゆっくり過ごせます。

少し年季を感じる場所ではありますが、その素朴さも魅力の一つ。

今は使われていないような錆びた遊具もあり、「昔は子どもたちが遊んでいたのかな」と想像しながら散策するのも楽しいですよ。

皇太子ご夫妻も訪れた施設

館内には、昭和62年(1987年)9月16日に、当時の皇太子ご夫妻(現在の上皇ご夫妻)が「マリン・トポスくしろ」を訪問された際の写真も展示されています。

開館から間もない頃に訪れた記録が今も残されており、施設の歴史を感じられる見どころの一つです。

昭和62年(1987年)9月16日に、当時の皇太子ご夫妻(現在の上皇ご夫妻)が釧路を訪問された際の写真を発見

地元だからこそ行かない場所かもしれない

観光で訪れる人よりも、実は地元の人のほうが行ったことがない施設かもしれません。

入場は無料で、見学時間は約30分~1時間。

釧路のまちを支えてきた漁業の歴史や文化に触れながら、港町ならではの景色も楽しめる穴場スポットです。

ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。(編集部:いとみや)

展示内容

1.釧路の漁業

釧路港のジオラマや映像を使って、活気ある港の一日を紹介します。
・釧路港の一日
・世界と結ぶ釧路港
・水揚げ量・魚の流れ
・漁船や巡視船の紹介 など

2.海の自然科学

昭和初期の貴重な映像や魚に関するクイズ、魚の分布や回遊について学べます。

3.漁業近代史

釧路の近代漁業を築いた人々や、歴史資料、写真、模型などを展示しています。

4.育てる漁業

養殖事業や人工漁礁について紹介しています。

5.漁業と先端技術

漁船操舵シミュレーターやモールス信号体験、魚のとり方などを体験できます。

6.鯨の展示

釧路と捕鯨の歴史、鯨の食文化、全国の鯨料理などを紹介しています。

基本情報
施設名
釧路市水産資料展示室「マリン・トポスくしろ」
住所
釧路市浜町3-18 3FGoogle MAPで見る
開場期間
7月~10月
開場時間
9:00~16:00(入場は15:30まで)
所要時間
約30分~1時間
休場日
日曜・祝日(8月1日~10月末は無休)
入場料
無料
備考
閉場期間中も、団体は事前予約により見学できます。
【お問い合わせ】
釧路市水産課(☎0154-22-0191)
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