両雄並び立たず?~コトリ観察記こぼれ話

2002年会の春採公園での野鳥観察は21年3月23日から始まった。週1回、早朝、参加できる会員が1時間、双眼鏡やカメラを片手に探鳥している。年間を通じて訪れることで、新たな発見に心躍らせ、季節の移ろいも感じている。5年も続けていると、春採湖で観察、記録している野鳥に小さな変化を見つけた▼代表例はアトリの観察頻度。釧路には冬から春にかけて飛来する。春採湖では22年12月29日に目視して以降、音沙汰なしだったが、23年秋から24年春にかけては断続的に観察できた。その後、再び、出くわさなくなったが、26年2月14日に群れを見つけてからは毎日のように出現。4月26日まで、2ヶ月以上にわたって季節滞在した。春採湖が気に入ったのかもしれない▼一方で、マヒワの観察頻度が激減。アトリと同じ冬鳥だが22年11月、23年3月に散見した後、24年1~2月にかけては群れているのをよく目撃できた。このまま、常連客になると期待していたが、25~26年は観察できていない▼同じアトリ科。両雄並び立たずなのか。次の秋冬の“来客”に注目している。(編集部:山本雅之)




