観察例は極めて少ない 身近なのに珍しい「クロジ」
クロジ(黒鵐)
スズメ目ホオジロ科
英名:Grey Bunting/学名:Emberiza variabilis
中文:灰鵐(huīwú)/韓文:검은멧새 (コムンメッセ)
全長17㌢、スズメ大


オスは全身が暗い灰黒色。メスは褐色で背中に黒褐色の縦斑がある。
一般的には、日本国内の狭い範囲を季節移動する漂鳥。
春採湖では春に来て、短期間でいなくなる。
おなじみのアオジが春先から晩秋まで長期滞在するのと比べると、観察例は極めて少ない。林床にササ、低木が茂る暗い樹林を好む。
姿形はアオジと酷似している。オスはクロジが墨色、アオジが黄色で一目瞭然。メスはクロジもアオジも全身黄褐色だが、腰回りがクロジは茶色、アオジは淡い灰褐色という違いがある。
鳴き声は、地鳴きは「チッ」でアオジに近いが少々高い。さえずりは「ホィーチョチョチョピィー」と複雑。
警戒心が強い半面、アオジと混群をつくることしばしば。案外、アオジと思って見たり、撮ったりしていたのが「クロジ!」ということもある。(編集部:山本雅之)
撮影日時:2026年5月7日午前6時40分
場所:トンボ池の上の遊歩道




