「やっと会えたね」~コトリ観察記こぼれ話

2026年5月7日午前5時30分、春採公園のトンボの池の上にある散策路付近で、クロジと思われる小鳥。一瞬でが遠ざかったため「常連のアオジ」とひとりごちしたが、会員のHEROさんが「クロジっぽかった」と主張、気に留めることにした▼クロジとの遭遇は過去5年間の春採湖での観察で一度だけある。24年5月12日、湖岸のお地蔵さん付近で撮影した。ヨシにさえぎられ、部分的な画像となったが、それでも、春採湖にクロジが来ることに感動した。同時に「いつか、ジャストミート」という決意を固めた▼思い出にひたりながら、探鳥を終えて帰路に就こうとした午前6時40分。「もう1回、クロジの場所へ」とお代わりを提案。声を潜めて再訪した。道端に2羽のハシブトガラ。小一時間で、野鳥が戻ってきたのを認めた矢先、丸太に黒い影。クロジの雄。心静かにシャッターを切った▼夢のような10秒間だった。画像を確認。ピントも明るさも絶妙。納得の撮影に雄叫びを上げた。「クロジが見られて、黒字になるかな」。ギャグも飛び出した大型連休明けの朝だった。(編集部:山本雅之)




