公開:2026/08/14 更新:2026/08/13

憧れのワシが身近に~コトリ観察記こぼれ話

オジロワシの幼鳥(2026年8月2日、春採湖)

8月2日、春採公園でオジロワシを撮影。高木から飛び立ち、春採湖の湖面をゆっくりと興津方向へ飛んでいった。全体的に白かったので「幼鳥と断定」と野帳に記した▼オジロワシは大型の猛禽類。1970年に国の天然記念物に指定され、環境省第5次レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類されている。一般的に、流氷とともにやってくる冬鳥として知られ、野鳥愛好家が「北海道で見たい」憧れのワシである▼2021年3月から5年以上にわたり、春採公園で野鳥を観察してきた記録によると、オジロワシは春夏秋冬、断続的に目撃している。釧路町森林公園や千代ノ浦漁港などでも季節を問わず確認していることから、冬鳥であり、なおかつ、留鳥もいると扱っている▼環境省によると、オジロワシの北海道の営巣つがい数は増加しているという。生息環境の改善など、保護上の問題がより解消されることで、なかなか見つけられない貴重な野鳥から、身近な緑に入れば会える野鳥となるかもしれない。さしあたり、先日、園内で活写した都市型の子供が、大人になるのかを静かに見守っていく。(編集部:山本雅之)

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