公開:2026/08/12 更新:2026/08/24

くしろ湿原ノロッコ号レポート(前編)

今年、ラストランの「くしろ湿原ノロッコ号」。
アプローチが難しい釧路湿原観光を支える大きな存在。そして、それが釧路の夏の日常風景でした…それがなくなるなんて。

ノロッコ号 37年の歴史に幕 JR北海道釧路支社10月9、10日ラストラン 限定ヘッドマーク装着

そこで私は、くしろ湿原ノロッコ号レポートをします。
乗られるうちに乗りましょう。

釧路駅改札を入ると電光案内板があります、優しい。
3番ホームへ移動する際の電光掲示板には「LAST RUN」の文字、ぐっときます。

いよいよ出発!!
ホームではたくさんの人が手を振って見送ってくれます。1番ホームに停車中の特急の車掌さんまでも。このお手振り…けっこう続きます。沿線の会社さん、鉄橋のところ、遠くのお家や車からも。泣けます。
観光はゲスト、ホストが両想いでなければいけません。そういうのがノロッコ号にはある。嬉しすぎて、滅!!もうこうなると楽しさと儚さの間。

私は推しグッズのうちわでお手振りに応えます(ホントどの立場で)。このうちわは車内販売カウンターで購入できます。装飾はお仲間が設えました。
ノロッコ推し活も今のうち、みなさんもどうですか。お仲間、緩募。

ほどなくすると、さっそく湿原風景が広がってきます。
自家用車では見落としてしまう(そんなに気にならない)景色ですが、実は釧路湿原国立公園最南端にあたり、釧路の街並みや阿寒の山、釧路川まで一挙に見ることができ、私は好きな景観です。
専属スタッフさんご案内による演出もあり、これが〝くしろ湿原ノロッコ号〟の世界観なんだと。
いきなりハイライト。
その物語をなぞるように湿原の鉄道旅は続いていきます。

走り進めていくと岩保木水門で徐行がかかります。
いまいちど釧路湿原国立公園を遠巻きから眺め、広大な自然環境と、湿原の成り立ち、水門の役割などを再確認。そのまま森の中へ連れて行かれます(言い方)。

湿原のわくわく鬱蒼ゾーン。
春は雪解けで冠水し、水芭蕉が咲き乱れて本当に佳き。春の釧網本線もおすすめです。この辺りからタンチョウも出てきてくれます。そして秘境、釧路湿原駅へ。

釧路湿原を俯瞰といえば「細岡展望台」。
今は大型バスの乗り入れができないので、公共交通機関といえばタクシーか鉄道でしかアプローチできません。細岡展望台へ行きたい旅人にとってもノロッコ号は重要な足となっているようで、釧路湿原駅の乗降者も多いです。

でも!!釧路湿原を代表する景観のひとつ「釧路川の蛇行」、間近に見られるビューポイントは終着塘路駅まで乗らないと見られないので、私はそのままノロッコ号で移動します。(後編に続く)


ノロッコ号のスケジュールなどはこちらから
(JR北海道ホームページ「くしろ湿原ノロッコ号」より)

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