その他 蔵の記憶
公開:2026/03/16 更新:2026/04/28

伝えたい「蔵」の記憶(474)北大通ショッピングストリート

2012年から釧路新聞・文化欄で連載された木村浩章さんの「伝えたい「蔵」の記憶」を全回数分デジタル掲載します。屋号などの特殊文字については仮名表記に修正。見出し、本文、写真につきましては掲載当時のままとさせていただきます。

2024.4.22

 昭和46年の北大通り商店街は、急速な人口の増加と相まって同36年から始まった北大通都市改造事業により道路の拡幅、店舗の不燃化・高層化が進み、近代的な商店街へ変貌します。

正月の初売り広告

 写真は、北大通り都市改造が最終面を迎えた昭和46年元日の釧路新聞に掲載された北大通商店街13の商店が名を連ねる正月の初売りの広告です。「あけましておめでとうございます」、「初売・今年も私共は市民の豊かな暮らしにご奉仕させていただきます」と、高層ビルが連なる近代的な商店に変貌した北大通商店街の2丁目から14丁目の特色ある13の商店が連携して「北大通ショッピングストリート」と謳っています。

 ショッピングストリート13の商店は、幣舞橋に近い北大通2丁目西側の時計・宝石のニカイ堂、3丁目東側の本のデパート山下書店、同西側の大正6年創業・和服と寝具のつちだ、4丁目西側の眼鏡の老舗川井眼鏡店と手芸センターきくちが見られます。

 北大通商店街の中心街は、6丁目西側のお茶と海苔の老舗ヤマリ杉本園、7丁目東側の楽器とレコードの国原楽器、観音像を浮彫にした9丁目東側の仏壇仏具の善光堂、10丁目東側のスポーツ用品のスポーツハウス。釧路駅前は、11丁目の印章と事務用品の老舗岸印舗、12丁目の時計・メガネ・宝石の手塚、13丁目の光画堂写真機店と初売りに福袋を売り出すステーションデパートです。

 北大通ショッピングストリートの広告は、近代化した北大通り商店街に新たな刺激を与えています。

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