Haportコラム「釧路市に水遊びができる公園を!」
実現した話と、これからの希望
今年もあっという間に半年が過ぎようとしています。
あちらこちらで、夏の風物詩「夏祭り」や「音楽フェス」のチラシを目にする季節になりました。
夏といえば、外で遊ぶ機会が増えますよね。Haportではこれまで、外遊びに役立ててもらおうと、公園情報を誌面で特集するなど、力を入れてきたコンテンツの一つです。
皆さん、知っていますか? 実は2024年まで、釧路市内の公園のほとんどで水遊びができなかったことを。
唯一、水遊びができる公園は千代の浦マリンパークだけでした。
2024年8月16日付の釧路新聞「五里夢中」子育てコラムでは、この公園での水遊びについて触れました。
― 当時のコラムから一部抜粋 ―
釧路市のホームページには、噴水や水路はあくまでも観賞用とあります。
市内で噴水や水路のある公園は、昭和中央公園、鳥取10号公園、柳町公園、釧路大規模公園、栄町平和公園、シビックコア(釧路市遊学館隣接)、駅前小公園、阿寒町富士見公園の8カ所です。しかし、どうでしょうか。観賞用とされていても、水遊びをしている光景は夏の風物詩の一つです。子育て中のママたちからも「昨日○○公園で水遊びしたよ〜」という話をよく耳にします。
子育て情報をSNSやフリーペーパーで発信する立場として、公園での水遊びは、みんなが暗黙のルールで利用しているにもかかわらず、「水遊びができる公園情報」として紹介できないことが、この時期はとても悩ましいのです。観賞用とは書かれているものの、水遊びをしても注意されるわけではありません。おそらく多くの子育て世帯は、この事実を知らないのではないでしょうか。


なぜ水遊びができないのかというと、市のホームページにも記載されていますが、水質検査を実施していないため、衛生面から水遊びができる環境ではないという理由でした。
新たな施設整備が難しいのであれば、水質検査を実施・強化し、観賞用とされている噴水や水路のある公園の一部でも水遊びができるようになれば、暗黙のルールではなく、安心して堂々と遊べる環境になるのではないでしょうか。
その後、このことは釧路市議会でも取り上げられました。議論していただけたことを、本当にうれしく思ったのを覚えています。
釧路市からは、噴水の安全性や利用形態を確認し、水質検査を進めながら、水遊びに適した噴水と観賞用に適した噴水を分類することも含め、安心して水遊びができる環境整備を進めていくとの前向きな答弁がありました。

そして昨年、ついに暗黙のルールではなく、子育て世帯の利用が多い一部の公園で、水質検査をクリアした噴水については水遊びができるようになったのです。
維持管理や水質検査には費用もかかるため、限られた予算の中で、釧路市としてできることから取り組んでくださっているようです。
小さな一歩かもしれませんが、本当にうれしい変化でした。
今年は7月から噴水の通水が始まり、水を循環させた後、水質検査をクリアした公園では水遊びができる予定です。
ごめの目編集部では、まだ肌寒い日も多い釧路ですが、これからやってくる暑い夏に向けて、釧路で水遊びができる公園情報を順次紹介していきます。
今年の夏のお出かけの参考に、ぜひご覧ください。
お楽しみに!(いとみや)

