2026年7月24日掲載 「五里夢中」子育てコラムを執筆しました
毎月第3金曜日に掲載の釧路新聞の子育てコラム「五里夢中」で、「幸町緑地の船形遊具について思うこと」を書きました。
身近な方々から少し反響をいただいたこともあり、より多くの方に読んでいただきたいと思い、「ごめの目」でもご紹介させていただきました。
妄想だけでは終わらせたくない。
少しでも関心を持ってくださる方が増えたらうれしい。
そして、ほんの少しでも動きにつながったらうれしい。
そんな思いを込めて書いたコラムです。
ぜひお読みいただけたらうれしいです。

※2026年7月24日付 釧路新聞「五里夢中」子育てコラム掲載
幸町緑地の船形遊具について思うこと
今年の釧路は霧が多いですね。7月だというのに、すっきりしない天気が続いていましたが、ようやく夏らしい天気になってきました。本日24日からは「くしろ霧フェスティバル」、8月は「くしろ港まつり」、9月は「釧路大漁どんぱく」と、釧路を代表するイベントが続きます。
そのメイン会場となるのが幸町緑地です。釧路川沿いに広がる芝生が気持ちいい公園で、耐震・旅客船ターミナルに隣接し、多くの市民に親しまれています。クルーズ客船が寄港することもあり、親子で散歩をしたり船を眺めたりと、港町・釧路らしい景色を楽しめる場所でもあります。
その幸町緑地に、大きな船形遊具があることをご存じでしょうか。ステージと一体になった木製遊具で、すべり台やロープ遊具が備えられています。


実は昨年、子育て情報誌「Haport」で紹介したいと思い取材を申し込んだところ、「老朽化のため使用できない」と伺いました。今年になって改めて現地を訪れると、黄色いロープが張られたままで、昨年と変わらず使えないように見えました。

「一年たってもまだ使えないのだろうか」と気になり、改めて確認してみると、使用できないのはステージ部分のみで、遊具自体は補修工事が終わり利用できるとのことでした。それなら、「遊具は利用できます」といった案内がもう少し分かりやすく掲示されていると親切なのではないでしょうか。夏休みやお祭りで多くの親子連れが訪れる場所でもあります。遠目には全体が立ち入り禁止のように見え、遊べることに気付かず帰ってしまう親子もいるかもしれません。
釧路の三大イベントが開催される場所であり、観光客も訪れ、市内中心部には子育て支援施設も集まっています。そんな幸町緑地だからこそ、この船形遊具をもっと生かせないだろうか、と考えるようになりました。
遊具がいつ設置されたのか釧路市に確認すると、平成9年とのことで、まもなく30年になるそうです。木製遊具ならではの温かみは魅力ですが、年月を重ねたことで老朽化も進み、見た目も少し寂しく感じます。将来的には、この場所に釧路を象徴するような新しい船形遊具が誕生したら素敵だなと思います。市民はもちろん、観光で訪れた家族にも親しまれる、新たなランドマークになったらいいですよね。

参考になる公園があります。苫小牧市の「キラキラ公園」です。苫小牧港北ふ頭に整備された公園で、大型遊具や遊水路、多目的イベントスペースがあり、夏は親子連れでにぎわい、普段も保育園の園外保育などで利用されているそうです。人口規模や気候が釧路と似ている港町だからこそ、「こんな公園が幸町緑地にもあったら」と想像してしまいます。



釧路市内で遊具の設置や補修を手掛ける株式会社インスペックに伺うと、今ある遊具の撤去を含め、新しい大型遊具を設置する場合の費用は「約7,000万円から1億円程度」とのことでした。決して簡単な事業ではありませんが、今後の公園整備の中で、ふるさと納税や企業協賛、命名権など、さまざまな手法を組み合わせながら実現できる可能性はないのでしょうかね。
もちろん、これは私の一つの夢です。まだまだ勉強不足ですが、この船形遊具の歴史や公園の役割、市民の皆さんの思いなどをこれからも取材し、発信していきたいと思っています。(文 いとみや)



