Jazzの音色にどっぷりと浸かる「Jazz&Coffee CAT」
今や釧路市内でも珍しい(唯一の?)存在となってしまったジャズ喫茶。
かつて栄町にあった「ジス・イズ」がなくなってしまった現在、かの店の強烈な「ジャズ魂」を色濃く受け継いでいるのがここ「CAT」なのです。
場所は釧路プリンスホテルの真裏、国道38号に面した「せんしんサポート」ビルの2階にあります。以前は毎日営業を続けていましたが、最近では店主の神村恭一さんが体調を崩していることから、今は毎週金、土、日曜の3日間のみの営業が続いています。

店名の「CAT」とは、何といっても神村マスターの猫好きによるものですが、ジャズファンの間では「ジャズに詳しいイカした奴」とか「優れたジャズミュージシャン」のことを指すスラングなのだそうです。知っていましたか?
名前の通り、店内に入ると「看板猫」のキョロちゃん(オス・17歳)が迎えてくれますが、なにぶん老猫のため、あまり客に近づくこともなく、触ろうとするとするりと逃げられてしまいます。

店に入って最初に目を奪われるのは、正面にデンと鎮座した巨大なJBL製のスピーカーセットでしょう。
その奥にはかつて「ジス・イズ」で使われていたという年代物のグランドピアノも置かれています。
そういえば窓際にも「ジス・イズ」で使われていたコーヒーカップやマッチと並んで、多くのジャズ愛好家に愛された故・小林東マスターの遺影も。
ここは「ジス・イズ」のメモリアルコーナーのようです。




猫好きの人ならば、店内のあちこちに飾られた「猫グッズ」にも萌えるかもしれませんが、それほどでもない私は気にせずにコーヒーを頼むことに。
ちょっと小腹も空いた時間だったので、早くから気になっていたミニパンケーキも注文しちゃいました。



もちろんジャズ喫茶店なのですから、内外のJAZZアルバムはCD・レコードを問わずに数千タイトルが揃えられていて、大抵のリクエストは叶うのですが、自分のお気に入りの一枚を持参する常連客も少なくはないようです。
また「釧路ジャズクラブ(KJC)」の代表も務めている神村マスターだけに、このお店では毎月のようにさまざまなジャズミュージシャンによるライブステージも開催されています。

そんな神村マスターは、たとえ体調が優れなくても頑張ってキョロちゃんと一緒に「出勤」しては、彼を「猫可愛がり」することで活力をもらっているようです。これからも皆んなを癒やしてあげてくださいね、キョロちゃん!!(ライター:さださん)

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