観光 ハルトリココトリ観察記春採・桜ケ岡・益浦周辺
公開:2026/07/09

見分けることが難しい「エゾムシクイ」

エゾムシクイ(2026年7月4日@春採湖)

エゾムシクイ(蝦夷虫食)
スズメ目ムシクイ科
英名:Sakhalin Leaf Warbler/学名:Phylloscopus borealoides
中文:庫頁島柳鶯(Kù yè Dǎo liǔ yīng)韓文:사할린되솔새(サハリンドソルセ)

全長11.5㌢でスズメより一回り小さい。雌雄同色。体の上面が暗緑褐色で、頭頂部が灰色味を帯びている。胸部から腹部にかけては白い。ムシクイ類の中では褐色味がある。

旅鳥。夏、北海道や中部以北の本州、四国の一部、サハリン(樺太)など日本海対岸の沿海州周辺で繁殖し、冬には東南アジアにわたって越冬する。山地や針葉樹林、落葉広葉樹林などで生息、繁殖する。春採湖には夏鳥として飛来し、4月末から10月上旬にかけて、雑木林や緑地で観察できる。

さえずりは高く「ヒーツーキー、ヒーツーキー」と三拍子を繰り返すほか、「ヒーツーキーヒー」とも鳴く。地鳴きは短く「ヒッ、ヒッ」。

春採湖では春から秋にかけて、エゾムシクイと同じムシクイ類のセンダイムシクイが飛び交うほか、スズメ目で姿形が似ているウグイスやコヨシキリ、シマセンニュウも滞在する。外見では見分けることが難しいので、鳴き声をしっかり聞いて、覚えて、識別を。(編集部、山本雅之)


撮影日時:2026年7月4日午前10時、
場所:ネイチャーセンター駐車場付近の散策路

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