観光 ハルトリココトリ観察記春採・桜ケ岡・益浦周辺
公開:2026/08/17

混群の利点~コトリ観察記こぼれ話

アオサギとウミウの混群(2026年8月11日、春採湖)

8月11日、春採湖の北側でアオサギとマガモ、南側でアオサギとウミウの両陣営を観察した。アオサギの居住地にマガモとウミウが入り込んだ構図。対立している様子はない▼単一種ではなく、異なる種で一つの群れを形成する「混群」。お互いの相性がいいというよりは、それぞれが生きていくための手段としている、という。捕食回避や採餌効率の向上、生息域の拡大、安全な繁殖、情報共有など▼アオサギとウミウの混群みると、まず、集団をつくることで、キツネや猛禽類などの外敵の接近にいち早く気付ける。採餌については、アオサギは水辺でじっと魚などが来るのを待ち、獲物が近づいてきたところで、素早く首を伸ばして捕らえる一方で、ウミウは潜水して魚を捕ることにたけている。ウミウが岸辺に追いやった魚をアオサギがいただき。時々、ウミウが確保した魚をアオサギが横取りしちゃうこともある▼野鳥愛好家にとって混群は楽しい。一度、双眼鏡を向けると、一石二鳥、三鳥の鳥果が期待できる。留鳥主体の混群に、珍しい鳥が仲間入りしていたりする。確認しよう。1羽ずつ、丁寧に。(編集部、山本雅之)

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