鉄オタの世界⑩「流れる車窓」
在住している釧路から札幌へ出張、プライベートを問わず出かけることが多いです。
交通機関はといえば、JR北海道の列車が90%、残りがマイカー、バス、航空機です。
周囲の方たちから「札幌まで鉄道で行ってよく疲れないですね」とか「年に何回も札幌まで鉄道で往復して飽きないですね」とか言われます。
その答えはいつも「列車に乗っていることが趣味ですから」。
「疲れない」ことに関しては、ただ座って車窓を眺めているだけですから、肉体的には若干疲れるかもしれませんが、精神的にはストレス発散になります。
「飽きない」ことに関しては、季節によって車窓が変わりますし、乗る時間帯によっても車窓は違う表情を見せてくれますので飽きません。
ここからは〝鉄オタの世界〟になりますが、釧路から札幌へ特急「おおぞら」を利用する際、往路は進行方向に向かって右側の窓側D席、復路は進行方向に向かって右側の窓側A席を選びます。
今は「えきねっと」を使って特急券を予約でき、うれしいことに、座席まで選べますので、往路D席、復路A席をチョイスしています。なぜでしょうか?
釧路と南千歳の間は単線ですので、列車同士がすれ違う際、駅や信号場の複線区間を使います。その際、一般的には左側通行ですので、進行方向に向かって右側に座ると、交換する列車の姿を確認することができます。この確認作業がポイントです。
ただし、まれに左側ではなく右側に停車する場合もあります。でも何回も乗車していると、どこの駅や信号場で右側通行になるかわかるようになります。
またインターネット上で、列車ダイヤと言われる列車の運行表がアップされていますので、それを見ながら列車に乗ると「次の尺別信号場で普通列車とすれ違う」「次の新吉野駅で普通列車を追い抜く」とかがわかります。

変わりゆく車窓や列車ダイヤを気にしていると、札幌までの4時間前後はあっという間に経過します。飽きる暇はありません。
では車窓の見えない夜はどのように過ごしているのでしょうか?
答えは「呑み鉄」です。
ただし、混雑している場合は、さすがに遠慮します。どうやって空いているのか、混雑しているかがわかるかというと、さきほどの「えきねっと」でどの座席が空いているのがわかりますので、乗る直前にチェックします。
特に隣の座席が空いている場合は、喜々として釧路もしくは札幌駅構内でビールとつまみを購入します。そしてビールを飲みながら、夜の車窓を楽しみます。
このひと時もたまりません。一般の方たちには、この気持ちはわからないでしょうねぇ…。(鉄道大好きおじさん)




