3年越しでの繁殖確認~コトリ観察記こぼれ話

7月4日、春採公園でアリスイの繁殖を確認。翌5日には写真と動画の撮影に成功した。親鳥は巣穴に戻っては、すぐにどこかへ飛び立つの繰り返し。「お腹がすいた!」と叫ぶように鳴き、口を大きく開ける幼鳥に、せっせと餌を与えていた▼「湖畔で繁殖しているのは、ほぼ間違いないと思います」。2023年6月、アリスイの成鳥を撮影した際、釧路市立博物館の鳥類・哺乳類担当学芸員の貞國利夫さんから情報をいただいた。以来、幼鳥を探し続けた▼キツツキの仲間で木登りが上手。茶褐色で複雑なうろこ模様の見た目はヘビに酷似している。ただ、忍者のように樹木に溶け込める半面、鳴き声が独特で、電線など目立つ場所に止まることもある。今回は、会員のMIMIさんが「キィーキィーキィー」という鳴き声に気付いて音をたよりに近づき、巣穴を発見した▼3年かかって撮影できたアリスイの繁殖を貞國さんに画像を添付して報告。速攻で「貴重な記録かと思います」と返信をいただいた。ありがとうございます。夏真っ盛り。願わくば、巣立ちに立ち会いたい。(編集部:山本雅之)




